社会教育の魅力を伝える読書案内
好著を読み解く
野島 正也 著
社会教育の魅力を伝える読書案内 好著を読み解く
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ISBN
A5判  267頁  


内容紹介
本書は,2006年から2020年に刊行された14冊の生涯学習・社会教育関連書籍について,各書のどの点が優れ読み応えがあったかを読者へ伝えることに力点をおいた本格的書評集である。具体的には,公民館,図書館,博物館に関する書に加え,社会教育にとってきわめて示唆的な書も対象としている。
一書毎に,著者の執筆意図をよく表している箇所,内容の理解に特に重要と思われる箇所について,それらを引用しながら評者の言葉で要約しているので,読者は当該書のエッセンスを容易につかむことができる。
評者は,これから先,厳しい出版環境のなかでも優れた実践記録やその分析を内容とする確かな著作が持続的に生み出されることを願っている。
目次
1『生涯学習論の探究』松岡廣路[著]
2『おとなの学びの行動学 第1部・第2部』藤岡英雄[著]
3『ラーニング・アロン』佐藤卓巳・井上義和[編著]
4『地域で創る学びのシステム』住岡英毅・梅田修・神部純一[著]
5『近代日本における読書と社会教育』山梨あや[著]
6『教育老年学と高齢者学習』堀薫夫[編著]
7『渋沢敬三と今和次郎』丸山泰明[著]
8『座談の思想』鶴見太郎[著]
9『戦後日本における地域教育計画論の研究』越川求[著]
10『復興キュレーション』加藤幸治[著]
11『「働く青年」と教養の戦後史』福間良明[著]
12『博物館と地方再生』金山喜昭[著]
13『近代日本の生活改善運動と〈中流〉の変容』久井英輔[著]
14『近代日本の大学拡張』山本珠美[著]



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